04/05/11 00:07 JkzQCVfd
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最初の抗原侵入による感作過程では、その抗原によって惹起される接触性皮膚炎は
まだ未発症の段階であり、この時点では本来のアトピー性皮膚炎だけの状態である。
この状態の時に軟膏の薬理作用の抗炎症作用が効いて、アトピー性皮膚炎の症状を
沈静化させることができた、すなわち「最初に良く効く」状態と思われる。
しかしその後の24時間から48時間後から「遅れて延びて」出現する炎症の誘発過程
のよって、軟膏の抗原成分に対して接触皮膚炎を発症する。
つまり本来のアトピー性皮膚炎+軟膏抗原接触皮膚炎の合併状態になり、軟膏の抗炎
症作用では抑えられず、「かぶれる」結果になると思われる。