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コロナ後遺症で「人生壊れた」苦しむ19歳患者の願い
10/21(木) 23:30
制限解除へ向けて社会が少しずつ動き始める一方で、新型コロナ感染拡大の第5波以降、急増しているのが『後遺症患者』です。
後遺症に苦しむ大学生は「感染者数が減っている今こそ、後遺症患者に目を向けて欲しい」と語っています。
埼玉県に住む女子大学生(19)は11カ月間、嗅覚障害と倦怠(けんたい)感に苦しんでいて、ひどい日は夕方まで起き上がれないこともあります。それでも、学習塾でのアルバイトはぎりぎり続けています。
女子大学生:「(塾の)小テストはだいたい作ってあって。生徒から質問来たら対応しないと。体調悪いとか、コロナのことも言ってないので」
女子大学生は、若いから大丈夫と思いがちな同世代に、自分のようなつらさを味わってほしくないと、話を聞かせてくれました。
女子大学生:「やりたいこと何もできなくなってしまって、コロナかかって人生壊れてしまった。先が全く見えないので、今はそうとしか表現できない」
“感染”は去年11月。39度の熱と、咳や息苦しさがあり、9日間入院しましたが、軽症でした。においを感じにくい、疲れやすいなどの症状は少し残っていましたが、異変が起きたのは、退院から2カ月後のことです
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