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(2021/7/30 日刊工業新聞)
【日本現存最古のピッチングマシン カタパルト式:型式KS―P型/型式AR型】
カタパルト式ピッチングマシンは、関東学院大学斉藤八雄講師が日本で最初に設計した。
型式KS-P型は1958(昭和33)年に(株)熊谷組(現テクノス(株))で製造されたもので野球殿堂博物館に展示されている。
一方、型式AR型は同時期に中日スタヂアム(株)(製造元:啓発工業(株))が製造したもので、動作可能な状態で中日バッティングセンターに展示されている。
これらは共に中日ドラゴンズで使用されていたものである。
本機構は、圧縮したばねでボールを押し出して投球を行う。また、ボールがセットされたハウジングの爪でボールに回転を与え、 1分間に12球の直球や変化球を投球することができる。
これは投手15人分の働きと等しく、当時、プロ野球界でも主力投手がバッティング投手を行っていたため、この装置の果たした役割は大きかった。
この装置がきっかけとなり、その後、アーム式や回転式のピッチングマシンの開発が幅広く行われるようになり、
野球の醍醐味を手軽に満喫できるバッティングセンターが全国に広がることで、国民に新しい娯楽を提供することにも貢献した。
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