21/06/25 17:03:55.17 OV/b1rfj0.net BE:838442844-2BP(1000)
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去年1年間に自殺した小中学生と高校生が過去最多となる中、文部科学省の専門家会議が背景と対応策の案をまとめました。一斉休校で家庭に居場所を感じられない子どもが、息苦しい思いをした可能性は否めないなどと指摘したうえで、SOSの出し方を学ぶ教育プログラムなどが必要だとしています。
文部科学省によりますと、去年1年間に自殺した子どもは小中学生と高校生合わせて499人と前の年より100人増え、国が統計をとり始めた1978年以降、最も多くなっています。
文部科学省は専門家による会議を設けて対応策を検討し、25日まとめ案を示しました。
このなかで特に自殺が増加した6月、8月、11月は、新型コロナウイルスの感染拡大による長期の一斉休校が明けた時期や夏休みの短縮、それに文化祭や運動会などの行事が中止された時期と重なっているとしています。
在宅時間が長くなったことで、家庭に居場所を感じられない子どもが、息苦い思いをした可能性は否めないと指摘しているほか、学校での活動を通して目標や達成感を得る機会が失われ、教員などに悩みを相談することも難しくなったと分析しています。
そのうえで、今後早急に講じるべき対応策として、SOSの出し方を学ぶ教育プログラムを示すことや、小中学生に1人1台配備されるタブレット端末などのICTを活用し、生活や学習のデータから子どもたちの変化に気付く方法を検討する必要があるとしています。
文部科学省は今回まとめた内容を教育委員会などに近く通知するとともに、子どもを支える環境整備のための費用についても、支援を検討していくということです。