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容疑者宅ではかつて猫の糞尿に悩まされた時期があり、これに頭を悩ませていた父親は「(猫を)殺してやりたい」と家族の前で話していたともいう。
この発言や、家にやってくる猫を両親が追い出すのを見て、猫を「敵だと認識」(家庭裁判所の調査記録より)するようになった。
小学5年生の頃から、猫の虐待を始める。
刺傷事件当時、高校2年生だった岡庭容疑者は、高校を退学し、通信制の高校に移ったばかりだった。
退学になったきっかけは“猫の首を学校に持って行ったこと”。
「息子は小学5年生の頃からパソコンを使っていた。ある時画面を見たら、猫を茹でる動画を見ていた」(同)
小動物を殺傷するという“兆候”を高校は重大に捉えていたが、母親は息子の「猫はおもちゃだった」という言い分を信じ、
閲覧していた動画の内容も、殺傷行為も、大きく捉えることはなかった。そして殺人未遂事件に発展したのだった。
茨城一家殺傷 容疑者が少年時の公判で語っていた攻撃衝動と性的衝動
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