21/05/04 11:30:16.00 a2lK5X0oa●.net BE:399259198-2BP(2000)
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米国の研究者 地球の奥深くで発生する地震の謎を解明 © Flickr / mikael altemark
地表から400~700キロメートルの深さで発生する地震(マグニチュードが最大で8.3)の謎が、米国の研究者らによって明らかになった。
この研究結果は、固体の力学と物理学に関する学術誌「Journal of the Mechanics and Physics of Solids」に掲載され、科学系ニュースサイト「Phys.org」にその概要が紹介されている。
この地震は1929年に初めて記録された。これは深発地震と関連しており、地球のマントルの奥深くで発生している。
研究者らは、この地震が高い圧力によってエネルギーの爆発が起こり、それが波となって伝わっていると考えていたが、この圧力の高い地点と深発地震によって発生する横揺れの間に関連性を見いだすことができなかった。
そこで研究者らは、地表から400~700キロメートルの深さで高い圧力がかかると、カンラン石がスピネルと呼ばれる密度の高い鉱石に相転移する点に着目した。
この相転移の際にはカンラン石の体積が減少し、石の縁が伸びてパンケーキのような形に変化する。
また、その際に横ゆれが発生することがある。これまでは、カンラン石は対称性を保ったまま変形しながら膨張すると仮定されていたため、横方向の地震波は発生しないと考えられていた。
しかし、この対称性が崩れることが明らかになった。
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