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3/19(金) 8:44配信
スポーツ報知
カズレーザー
19日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・午前8時)で、東京五輪・パラリンピックの開閉会式を巡り、
クリエーティブディレクターの佐々木宏氏がタレントの渡辺直美の容姿を侮辱したようにとられる演出を提案し辞任したことを報じた。
今回の問題は17日に「文春オンライン」が報じて明るみになった。
「文春」によると、佐々木氏は昨春、渡辺を豚に例え、「オリンピック」と「ピッグ(豚)」を掛け合わせた「オリンピッグ」というキャラクターを提案したが、
演出チーム内から不適切として一蹴されたという。
報道を受け、佐々木氏は17日深夜に電話で大会組織委員会の橋本聖子会長に辞意を伝えた。
さらに18日未明に謝罪文を公表。「オリンピッグ」の演出アイデアを関係者のLINEグループに書き込んだと認め
「調子に乗って出したアイデア。渡辺さんに対する大変な侮辱となる発案、発言。取り返しのつかないこと。
心からおわび申し上げます。猛反省し、生まれ変わりたい」などと謝罪、撤回した。
当初は慰留の考えもあった橋本会長だったが18日に記者会見し
「ご本人の(辞意の)思いが非常に強いと感じたので、受け入れる決意をした」と、正式に辞任に至った経緯を説明した。
渡辺は、所属の吉本興業を通じて
「最初に聞いていた演出とは違うこの様な報道を受けて、私自身正直驚いております。
体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。
実際、私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい所存でございます。
しかし、ひとりの人間として思うのは、それぞれの個性や考え方を尊重し、認め合える、楽しく豊かな世界になれる事を心より願っております」などのコメントを発表した。
渡辺のコメントにスペシャルキャスターのカズレーザーは
「最大限に大人の対応というか、渡辺さんは、自分の容姿、ふくよかな体型で笑いをとってきたし、
感動も与えてきたし、それを自覚してらっしゃるし、正直、この件について何とも思ってないはずなんですよ。まったく興味もない」とコメントした。
さらに「けど、何とも思ってないって今、言うと、なぜ何とも思わないんだって批判の対象になるから、
何かコメントを出さざるを得ないんで、こういう大人の文章を出したと思う」と指摘した。
続けて「だって、これって知らない人たちのLINEグループで自分の容姿いじられたことにコメント出すって意味分かんない話じゃないですか。
何も関係ない。巻き込み事故で何で巻きまれた人が何かやらなきゃいけないんだって。本当、大人の対応だと思いますよ」とコメントしていた。
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