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【3月4日 AFP】オーストラリア北部の海で泳いでいた少年(17)が、ハコクラゲに刺されたことが原因で死亡した可能性があると、当局が4日、発表した。ハコクラゲによる死亡事例はまれで、同国では15年ぶりとみられている。
保健当局によると、少年は先月22日、同国最北に位置するヨーク岬(Cape York)先端のバマガ(Bamaga)の海で泳いでいた際に刺されたという。警察は、少年が搬送先の病院で1日に死亡したと明かした。
オーストラリアウンバチクラゲ(学名:Chironex fleckeri)は世界で最も強力な毒を持つ生物の一種で、主に豪北部の熱帯海域に生息している。夏の繁殖期には、海に入らない、または全身を覆う水着を着用するようにとの注意喚起が行われている。
専門家の話では、ハコクラゲによる死者が最後に報告されたのは2006年で、当時もバマガで発生したという。(c)AFP
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