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長男問題、会見先送り…「菅政権の終焉」がいよいよ現実味を帯びてきた
2/28(日) 7:01
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笑顔を見せても表情が歪んでいる。熱心に話しても、モゴモゴと口ごもって聞こえる。
きっと不器用なのだ。でも国民はいま、そんな陰気なオーラのリーダーを求めていない。気分が滅入ってしまう。
官邸内の暗がりの中に、落ち武者のような菅義偉総理の姿が、白く淡いライトを浴びて、ぼうっと浮き上がる。
「ニヤァ」
そして菅は、チラチラ左右に目を泳がせながら幽鬼のように笑う。
いや、笑ってはいないのかもしれないが、そう見える。
全国民が感じてしまう、菅という男の耐えがたい暗さ―。
(中略)
「菅さんは、いよいよ疲れ切っているんです」
そう話すのは、官邸内の様子に詳しい関係者の一人である。
「現在、通常国会が開幕中ですが、連日の予算委員会などでのやり取りで、菅さんは疲労困憊して、
官邸に戻るとしばらくソファでぐったりしている。2月5日には、
答弁書を執務室に忘れて答弁に詰まってしまい、事務方が慌てる一幕もありました。
その上、最近は執務室に入る際、周囲にいる人間をぎょろりと睨むような仕草をするようになった。
孤立感を深め、一人きりで執務室にこもる時間が増えています」
憔悴のためか、食も細くなっているという。
「総理は、昼になるとステーキ弁当など、精が付くものをよく注文して食べているのですが、
以前は完食していたのに、このところは残してしまうことが多いそうです。
近くで見ると一回り小さくなったようにも見える。
このままでは倒れるのではないか、という心配の声も上がっています」(官邸スタッフの一人)