20/09/17 23:09:34.04 LAiYrc1sa●.net BE:535650357-2BP(2000)
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一般によく引用される1997年の国連事務総長報告書では「通常の居住地以外の国に移動し、少なくとも12カ月間当該国に居住する人」を移民と定義しています。
また国際連合広報センターでは「定住国を変更した人々を国際移民とみなす」「3カ月から12カ月間の移動を短期的または一時的移住、
1年以上にわたる居住国の変更を長期的または恒久移住」と定義しています。
そうなるとケースによっては、留学生、仕事での赴任者、長期旅行者も「移民」となり得ます。
ちなみに、定義には国籍に関する言及はないので、日本で生まれ育った外国籍保有者は、通常の居住地が日本のため「移民」ではなくなります。
これらの定義に従うと、安倍首相の言う「定住しない外国人」も実際は「移民」になるのですが、共通認識となる定義がないため、
移民議論は「私はそうは感じない」「日本政府はそのような立場をとらない」といったオピニオン論争に終始してしまいます。実際、国会論戦でそうした場面を多く見かけました。
世界各国の「移民」に関する指標と比べてみると、日本がどのような位置付けにあるかが分かります。
OECDの「International Migration Outlook 2019」によれば、17年の外国人流入数で日本は第4位にランクインしています。その順位の高さにちょっと驚きます。
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