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野党を離れるきっかけとなった街頭演説
安保国会の最終盤、今でも覚えているシーンがあります。
当時、国会の前には安保法制に反対する人たちが多数集まっていました。
単なる反対は私には合わないと考え距離を置いていたのですが、弁士がいないからと党から依頼されて初めて街頭に立ちました。
「地球の裏側の戦争に参加するのは反対だが、尖閣諸島を守る法案などは必要だ」と言ったら野次が飛んできて、拍手はまばらでした。
「憲法違反」という表現は使わないと決めていましたが、聴衆の反応に合わせて最後は「法案の成立を阻止する」と発言しました。
あの街頭演説で、自分が目指してきたものと自らの現実の姿のギャップを痛感しました。
元来楽天家の私ですが、あの街頭演説の後は自己嫌悪で落ち込みました。
党の方針と自らの理念が合わないと考え、その後のテレビ討論は政調会長代理だった辻元清美さんに任せて沈黙しました。
安保法制の肝は限定的な集団的自衛権の行使が認められ日米同盟が強化されたことです。
当時の安保法制を否定する私の発言は厳しい国政情勢にそぐわないものでした。
自らの未熟さゆえの過ちをお詫び致します。
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