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難問「日本の虫歯はどこ？」 総裁選3候補の答えは三者三様
毎日新聞 2020年9月4日 06時00分(最終更新 9月4日 06時00分)
自民党総裁選（8日告示、14日投開票）に立候補を表明した菅義偉官房長官（71）と岸田文雄政調会長（63）、石破茂元幹事長（63）が3日、それぞれ「日本の虫歯」について問われる場面があった。その答えは三者三様となった。
石破氏が同日午前、定期健診で国会内の歯科医院を訪れたのが発端だった。記者団が「日本の虫歯はどこにあるのか？」と尋ねると、「あははっ」と笑い声を上げつつ、「だから定期的にきちんと見ていかないと。ほっとくと後で大変なことになりますよ」と語った。
一方、岸田氏はたまたま同日午後、新型コロナウイルス対策に苦慮する東京都内の日本歯科大学付属病院を視察。歯科もある病院だ。記者団が「虫歯はどこに？」と同じ質問をぶつけると「経済格差や自国第一主義」を挙げ、対処法として「新しい成長エンジンを持ち、デジタル化による地方活性化を進める」と生真面目に応じた。
菅氏は定例の記者会見でこの質問を受けると、「私の立場でコメントするような問題じゃないと思う」と素っ気なく述べた。
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