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アニメーターは薄給・過重労働と言われる真因
アニメ作品濫造の陰に製作委員会の功と罪
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業界関係者によると、『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』を大ヒットさせた庵野秀明監督は、
この作品のために株式会社カラーを設立する際、BS(貸借対照表)、PL(損益計算書)など財務を勉強し、
100%自社で出資し大きな利益をあげ、次作の『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』につなげたそうだ。
しかし庵野監督のような経営者は少数派で、多くの経営者はBSは読めず、資金繰り表も作れず、
内部留保の重要性もわからず、気にするのは翌月の現金だけ。
そしてあとで苦しくなり現場が崩壊。
アニメの世界も制作者の平均年齢は高くなっている。
アニメーターには高度な技能が求められる。高技能者なら1時間の作業が、低技能者は100時間でも達成できないことがありうる。
このため多くの原画をこなせるベテランの原画マンに仕事が集中し、若く未熟な人の収入は少なくなり離職率も高くなる。
さらに低賃金・過重労働といった報道もアニメーター志望者の減少に拍車をかけている。
制作工程の中のレイアウトを描ける人材がだんだんと少なくなっているのも心配だ。
レイアウトとは監督や演出が描いた絵コンテを元に、背景の構図とキャラクターの動きや配置を緻密に描いた完成カットの設計図ともいえるもの。
近年、よく使われるようになっている3Dレイアウトは、それを補完するものでもあり、一度作れば誰でもどの視点からでもレイアウトをとれるので効率はよい。
しかし作品を見て圧倒されるような“すごい”レイアウトは、3Dでは表現できない「誇張」がほどこされている。
例えばレイアウトや原画の手本とされている1995年公開の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』や1989年公開の『機動警察パトレイバー』は、
3DCGが導入される前の作品であり、日本のお家芸である鉛筆描きだった。
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