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モリカケから河井夫妻逮捕に至る権力私物化、米国追従からアベノミクスに至る政策の反国民性は、まさに「末法の世」にふさわしいが、ならばこの政治をどう動かすか。
小沢一郎氏にぶつけた。
―まず都知事選をどう見る?
「(山本)太郎君を4月から口説いていた。太郎君も都知事選に出たい、と言う。出たいならいい、君にとっての最高のチャンスだと。
僕が絶対に野党をまとめ統一候補とする、と言い、よろしくと言われて別れた。がその後になって『れいわの公認で出る』と言う」
「(立憲、国民、社民、共産)皆OKだった」
―惜しかった?
「もったいなかったね。野党にとってもよかったし」
―枝野幸男氏(立憲民主党代表)について
「野党が結集すれば、まず間違いなく勝つ。そうすると野党第1党の党首である枝野氏は嫌でも首相になる。
だから玉木(雄一郎国民民主党代表)氏が何を言おうと多少のことは抱きかかえていかなければダメだとずっと言ってきている。段々わかってきているが、ここでもうひと踏ん張りしなければと思っている」
―どう踏ん張る?
「夏中に絶対に野党をまとめる。命がけでやる。合併新党だ。無所属が10人いる。方法論としてどういう合併を選ぶのかはこれから考える。合併する腹さえ固まれば、後からついてくる」
―維新について
「所詮は自民党と同じだ。きちんと野党のスタンスを採らなければ連携しようがない。」
―共産党について
「共産党は友軍だ。選挙の応援団にはなってもらう。もちろん共産党が候補擁立したい選挙区は調整する」
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