20/07/11 18:09:10.18 /dKSdA270●.net BE:358195575-PLT(14302)
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@ynogi3
私がどっと疲れていることのひとつ。
知人のひとりがれいわ新選組の支持者になって─
むろんどの政党を支持するのも個々の自由だが、それ以来まともなコミュニケーションが成り立たなくなったこと。
彼女はいわゆる無党派だが、自民公明維新には投票したことがない人。
改憲とかいろいろな社会問題について、だいたいの意見は一致していた。むろん全部一致じゃないけれど、普通に話は出来た。
ところがれいわを支持すると言い始めた途端に、話が通じなくなった感触が強い。特に消費税減税の問題。
しつこいけれど私は「消費税には疑義あり」派。彼女も同様で、じゃあどうすればいいの等々、ごく普通に話が出来たのだ。
ところが最近、政治の話が出るたびに「消費税減税を言えない野党なんて自民の補完勢力」といった言葉しか出て来ない。
自民党内で減税を唱える議員（極右だけど）を絶賛したりして、もうメチャクチャ。
消費税減税を「わかりやすいアメ」に使うということが、国民を─と言うよりリベラルを分断させたと思う。
理解し合う努力を重ね、よりよい道を手探りするのには気が遠くなるほどの時間と精力を要する。
でも分断は、大した精力も要さずにあっというまに出来る。
彼女とは子どもの頃からの友人というわけではないけれど、ある機会で知り合い、10年近く付き合ってきた。
母親が倒れて大変だったときは親身に声かけしてもらったりしたし。
様々な社会問題について、（たまにだけど）会うたびに真面目に話をしてきた。
そういう人から牙を剥き出しにされた時の絶望感。
都知事選の時、山本太郎さんに入れてねという連絡があり、私は宇都宮さん応援していると言った。
以前ならお互いにその理由を話して「ここまではわかる」という手探りが出来たのだけれど、
一方的にまくしたてられて私は憮然と沈黙したままだった。
分断というと抽象的だけど、人間関係も壊れるのだ。
私が長年付き合っている友人達は、ざっくりと分ければリベラル層。
確固たる支持政党を持つ人も無党派に属する人もいるが、ともあれ今の社会はおかしいということや、
ネオリベはあかんとか、言葉は大切にしようとか、基本的な認識はほぼ一致している。というか、それ以外の人とは疎遠になったわけで。
その基本線さえかなぐり捨てて、一方的にまくしたてる。そういう悪酔いめいたものが、私はとても怖い。
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