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有力候補の一人とされていた、れいわ新選組公認の山本太郎氏は東京・新宿区の開票センターで会見を行い、穏やかな表情で敗戦の弁を語った。
■「銭湯に描いてある山みたいに見えたが...」
山本氏は6月15日に立候補を表明。公約には総額15兆円の「コロナ損失」対策として「全都民への10万円給付」や「中小企業・個人事業主の事業収入のマイナス分保障」などを掲げていた。
選挙期間中は立憲民主党に離党届を出した須藤元気氏とともに都内各地で演説し、連日多くの聴衆を集めた。
支持者からの期待が高まっていた中、NHKは20時に小池氏の「当確」を伝えた。
また出口調査では、山本氏の順位は立憲民主党支援の宇都宮健児氏、日本維新の会推薦で前熊本県副知事の小野泰輔氏に次ぐ4番手に。
特に、同じリベラル層から支持を集める宇都宮氏には差をつけられる結果となった。
山本氏は20時20分頃に記者陣が集まる会場に入場。席に着いた山本氏は開口一番
「お疲れ様でした。ありがとうございます。いや~、強かった百合子山。高かった~、百合子山。という感想です」と述べた。
会見の最後には、山本氏は涙ぐんだ。
報道陣が一斉にフラッシュをたくと「ちょっと出てもらいましょうか、」と語り、カメラを構える報道陣に対しては「密です密です、そこ」と笑いながら注意していた。
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