20/06/17 20:46:31 BE:721837206-2BP aiqhoGsN0.net
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結局mp3(360kbps)で十分なんだよね
しかし、正直なところ128kbps以上ではオリジナルとの差が筆者にはハッキリ分からない。
まあ、聴き込んだ曲ではないので、微妙なニュアンスの違いが掴めていないからだとは思うのだが、多くの人にとってもすぐに判別できるような違いはないのではないだろうか?
とはいえ、何か音の違いを見つけるコツがあるはずだと思い、U氏にこの128kbpsのデータを送って聴いてもらったのだ。
しかし、ここでU氏からちょっと予想外の答えが返ってきた。
「いま、改めて聴いてみたところ、当時感じた大きな違いは見られないばかりか、当時欠損してたように思われる部分が普通に聴こえてしまいました。あれれ、どうしたのでしょう?」と。
U氏によると、当時使っていたのはLAMEエンコーダ。
320kbpsにしても音の欠損はハッキリしていて、本来のVL音源の音を表現できないと考えたため、MP3での公開は見送ったという話だったので、やや期待外れという感じでもある。
なぜ、このような結果になったのか、考察してみると、原因として考えられるのは以下の4通りではないだろうか?
1. MP3のエンコード性能が大幅に向上した
2. MP3のデコード性能(プレーヤー性能)が大幅に向上した
3. 今回のU氏の再生環境があまりよくなかった
4. U氏の聴力が落ちた
このデモ曲制作時から10年以上が経過しているために、その間、確かにいろいろと技術は進化してきている。
ただ、このDigital Audio LaboratoryでもこれまでMP3のエンコード性能やデコード性能についてはいろいろと検証してきているが、MP3自体の性能が大幅に向上したという印象はない。
最近、細かな実験はしていないが、1と2の可能性は薄いのではないだろうか? 3の可能性はありそうだし、事実U氏によれば、当時使っていたモニター環境と比較するとだいぶ劣るということを言っているので、
そこが原因である可能性はあるが、モニタースピーカーで聴いても、モニターヘッドフォンで聴いてもダメだったようなので、これがすべてでもなさそうだ。
となると、年齢に伴う人間の劣化か!? 医学的には年齢とともに高域が聴こえなくなっていくということなので、この可能性は十分にある。
筆者もU氏と同世代ということを考えると、やはりもう音の評価なんて無理なのでは……とも思ってしまう。
URLリンク(av.watch.impress.co.jp)