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京都市伏見区の「京都アニメーション」(京アニ)第1スタジオの放火殺人事件で、遺体の身元鑑定に取り組んだ京都府歯科医師会(中京区)専務理事の男性歯科医(65)が京都新聞社の取材に応じた。
事件当日に8人の歯科医が動員されたが、半数は鑑定の経験がなかったという。男性は「凄惨(せいさん)な現場だったが、家族に正確に遺体をお返しするという使命を果たそうと必死だった」と、涙ぐみながら振り返った。
警察学校には袋にくるまれた遺体が次々と運び込まれた。死後硬直が強く、鑑定は3人一組で行った。「普段、歯科医は遺体に接しない。あんなに多くの遺体を前に、非常につらく、涙を流す医師もいた」と振り返る。
犠牲者の大半が20~30代だった。「朝、志を持って出勤した若者が夕方、私の前にこうして横たわっている。犯人を許せないという怒りが沸き上がった」。感情を押し殺しながら懸命に口内の観察と記録を続けた。日付が変わっても鑑定は終わらず、翌日も10人余りの遺体と向き合った。
府内の歯科医による大規模な鑑定は、東日本大震災で7人が派遣されたのが初めてだった。今回出動した8人のうち半数は未経験で、男性自身、約10年前に2度行ったのみ。
事件後、眠れなかったり食事をとれなかったりする「惨事ストレス」の症状が出た人もいた。
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