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URLリンク(www.afpbb.com)
「リベラルなネットの荒らし」を自称する政治活動家のブレア氏は、ターゲットである右派の読者のために何を書けばよいのか、「彼らの世界に深く入り込んだ」
数年の経験を通じて分かっているという。
「彼らが糧としているのは…恐怖と憎悪とデマ、それから彼ら以外の誰もが真実ではないことを知っている非常に特殊なストーリー展開だ」とAFPの取材で語った。
ブレア氏のコンテンツは免責条項でいっぱいだ。「これは風刺です」「事実検証なしのフェイクニュース」「このページの内容はどれも現実ではありません」。
ヘッドラインを見て同氏のコンテンツをシェアしようとすると、画面には免責事項が表示される。
だが、多くの人は気にも留めない。人々はなぜそうした記事を信じてシェアするのかと尋ねると、ブレア氏は「確証バイアスだ」と答えた。
「そういった人々は、自分がシェアしようとしている記事は風刺だと言われても気にしない」
「真実はもはや彼らにとって重要ではない。彼らが気にかけるのは、憎悪と恐怖にしがみつくことだけだ」
偽情報の拡散は、今年の米大統領選でも深刻な問題だ。
だがブレア氏は、自分の読者らはすでに意思を固めており、自分のストーリーが「投票を左右することはない」と言い切る。
「われわれのコンテンツをシェアする読者は、真実など気にしない。彼らは1日に500件ものシェアをするが、その大半は憎悪に満ちたうそだ。
われわれのストーリーをシェアすれば、(免責事項によって)説明責任が果たせる」
読者らの行動についてブレア氏は、「200~300人のネット荒らし集団」となってウェブページを巡回し、シェアした先でコメントする人々に申し開きができるか
どうかを確認しつつ、これらがあくまで風刺記事だと言って拡散しているのだと話す。
「彼らは、理論や道理といったものには全く反応しない。しかし、自分らの行動に対しての批判には反応する。(偽情報の)シェアへの批判だ」
しかしブレア氏の手法を「無害」と考える人ばかりではない。
米シンクタンク大西洋評議会(Atlantic Council)で、偽情報の追跡と発見を手掛けているデジタル科学捜査研究所(Digital Forensic Research Lab)の
グラハム・ブルーキー(Graham Brookie)氏は、「こうした類のコンテンツは広まりやすく、人々が共有する事実の侵食する。事実の共有がなければ、皆で協力して
集団的決定を下すことのできる社会の維持は難しくなる」と指摘している。