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異変をはじめに感じたのは2013年秋のことだった。左手がしびれて、左利きの武藤さんは文字が書きづらくなった。グラスを持つ手も震えるようになった。
木綿子さんはそのころに武藤さんと知り合った。
「連絡先を交換したら、iPhoneに入力する手が震えていたんです。
『緊張しているの?』と聞いたら、『1カ月前からこんな感じなんだ』と」
当時、武藤さんは博報堂に勤めて4年目。「どこから見てもザ・広告マンという印象」(木綿子さん)で、
毎晩日付が変わるまで仕事をしていた。仕事の疲れかと軽く考えていたが、日を追うごとに症状は重くなった。2014年3月に東京都内の大学病院で1カ月間の検査入院をしたが、診断がつかなかった。
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電動の車いすの肘掛けにコントローラーがついていて、わずかに動く指で操作する(撮影:幸田大地)
右手も震えだし、気づけば食事をするときのフォークでさえ使いにくくなっていた。木綿子さんは「できないことが目に見えて増えていって、さすがに心配になりました」と振り返る。
10月、セカンドオピニオンを受けた東北大学病院でALSと診断された。病名を宣告され、武藤さんの胸に行き場のない感情が渦