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「楽天」で上司が暴行 会議中に首つかみ後遺症、うつ病に…労災認定
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楽天に勤務していた男性(40代)が、勤務中に直属の上司から暴行を受け、
その結果、頸椎不全損傷とうつ病をわずらい、渋谷労働基準監督署による労災認定を受けていたことがわかった。
被害男性の代理人をつとめる川人博弁護士らが12月5日、東京・霞が関の厚労省記者クラブで会見を開いて明らかにした。被害男性は、暴行から1カ月後に退職を余儀なくされ、現在も療養中だという。後遺障害準用2級とも認定されている。
認定は休業・療養が2017年8月1日、後遺障害については2019年6月20日付け。
●上司が会議中、突然激高
被害男性は2015年5月、楽天に入社し、マネージャーとしてウェブ広告の企画に従事していた。
2016年6月、社内でのチーム会議中に、会議参加者の発言について被害男性が意見したところ、
上司が自分を批判するものと受けとめて突然激高し、被害男性の首付近をつかんで持ち上げ、壁際に押さえつける暴行を行ったという。
川人弁護士によれば、被害男性と上司との関係がよくなかったなどの事情はなかったという。
暴行を受けた結果、被害男性は心身の健康を損ない、頸椎不全損傷とうつ病をわずらい、渋谷労働基準監督署により労災認定を受けた。