19/06/12 12:46:01.74 ● BE:706574816-2BP(2000).net
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ゾウガメが屋外飼育場に引っ越し、伊豆大島の動物園
伊豆大島の大島公園動物園で、冬の間、暖房の入った屋内飼育場で過ごしていたアルダブラゾウガメが屋外に引っ越しをしました。
アルダブラゾウガメは世界最大級のリクガメで、乱獲や生息環境の悪化などで一時は絶滅寸前となりましたが、現在の生息数は１５万頭と言われ、ワシントン条約で将来絶滅の恐れが大きい種ともされています。
現在、この動物園には、アルダブラゾウガメ１０頭とケヅメリクガメ２頭が飼育展示されていて、毎年、最低気温が１５度以上になるこの時期に、自然環境の屋外飼育場に移しています。
地元の園児２１人が特別に招かれる中、午後１時半から飼育員や職員が総出で作業に当たり、３頭の体重測定のあと、屋外飼育場に移しました。体重測定では、好物のアシタバで誘って重いゾウガメを体重計に誘導し、測定が終わるとゾウガメは屋外に向かって歩き出しました。
体重測定の結果は、一番重いオスのロクが１９７キロで、ゾウガメたちの健康に問題はありませんでした。これからは太陽光線をいっぱいに浴びてビタミンを補給しながら生活するため運動量が増え、筋肉などが強化されるということです。
ゾウガメたちは、保育園児たちに好物のアシタバをもらって美味しそうに食べていました。このゾウガメたちは１１日から１０月の下旬頃まで、この屋外飼育場で生活します。