19/05/21 05:47:37.48 ZhVkS4tV0●.net BE:615284227-PLT(15098)
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筋ジスの支援学校生通学中に死亡
名取市にある特別支援学校の高等部に通う難病の先天性筋ジストロフィーの生徒が、スクールバスで通学中にたんが詰まって窒息し、死亡していたことがわかりました。
学校側は、生徒の異変に気づいてから救急車を呼ぶまでに時間がかかったとして、生徒の両親に謝罪し、今後、対応が適切だったかどうか検証することにしています。
これは県教育委員会と支援学校の校長が県庁で記者会見し、明らかにしたものです。
それによりますと、今月１７日の午前８時すぎ、県立名取支援学校高等部に通う、全身の筋肉が次第に萎縮して衰え体を動かすことが難しくなる難病、先天性筋ジストロフィーの生徒が、通学のため、スクールバスに乗っていたところ、顔色が悪く、意識がはっきりしないことに、バスに同乗していた付き添いの女性が気づきました。
このため、女性は学校側と相談し、１６分後に１１９番通報しましたが、救急隊が到着したときは生徒は心肺停止の状態で、午前１０時すぎ、搬送先の仙台市内の病院で死亡が確認されたということです。
救急車を呼ぶまで１６分かかった理由について、名取支援学校の遠藤浩一校長は会見で、付き添いの女性から連絡を受けた際、緊急対応の指揮をとる教頭とすぐに連絡がつかなかったことや、切迫した状況だと判断できず、様子を見てしまったことなどをあげ、通報に時間がかかったことを生徒の両親に謝罪したことを明らかにしました。
そのうえで、遠藤校長は、「もっと早く通報できた可能性があると認識している。今回の対応については、今後、検証したい」と述べました。
県特別支援教育課は、今回のケースについて検証するとともに、県内の特別支援学校でスクールバスを運行中の緊急対応について改めて点検することにしています。
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