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2/26(火) 10:55配信 千葉日報オンライン
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松戸新京成バス(松戸市紙敷)の路線バスの男性運転手(50)が車いすの男性の乗車を拒否していたことが25日、同社への取材で分かった。
発車時刻間際で運転手は
「あと30秒で発車なので無理です」と男性に伝えて発車したというが、同社は「乗客に状況を説明した上で、遅れてでも乗車対応すべきだった」と話している。
同社によると、車いすの男性は22日午前10時45分ごろ、松戸市内の始発停留所からバスに乗ろうとした。
付き添いの女性が運転手に呼び掛けたが、
運転手はスロープや固定ベルトなどの準備による発車時間の遅れを懸念。外マイクで「あと30秒で発車なので無理です。ごめんなさい」と伝え、乗車を拒否して発車した。
車いすの男性は約10分後、同社の後続バスに乗車。同バスの男性運転手が、車いすの男性が前のバスに乗らなかったのを不審に思って理由を聞くと、
「乗せてもらえなかった」と答えたため、社に報告した。
同社の路線バスは全て車いす対応で、当時バス内は空席もあり乗車は可能だったという。
運転手は社の聞き取りに「誤った判断をした。時刻より前だったので、当然乗せるべきだった」と説明しているという。同社は「お客さまや地域の信頼を裏切り非常に反省している」と謝罪した。