19/02/07 12:07:10.79 4r+30UcBF.net BE:427387524-2BP(1000)
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上念氏のツイートを見てみよう。
「名目賃金を物価上昇率で割り戻した指数」と言っている。
いや,違うんだが・・
物価指数で割らないといけないんだが・・率で割ったら全然違う数字になるぞ。
そして,彼が計算した実質賃金指数と称する数字が次のツイートに掲載されている。
経済評論家の上念司という人がいる。
この人,「実質賃金が下がるのは大した問題ではない」旨を喧伝し,熱烈に安倍政権を応援する人々の一員なのだが,そもそも前提を理解していなかったことが分かった。
最近話題になっている「実質賃金」とは,正確に言うと,実質賃金指数のこと。
厚生労働省の説明によると,実質賃金指数の算定式は下記のとおり。
要するに,実質賃金指数=名目賃金指数÷消費者物価指数×100
ここで,厚労省による指数の説明は下記のとおり。
要するに,ここでいう指数というのは,「ある時点の基準数値を100とした数字」のこと。
ここで上念氏のツイートを見てみよう。
「名目賃金を物価上昇率で割り戻した指数」と言っている。
いや,違うんだが・・
物価指数で割らないといけないんだが・・率で割ったら全然違う数字になるぞ。
そして,彼が計算した実質賃金指数と称する数字が次のツイートに掲載されている。
悲劇的な間違いが,そこにある。
おいおい・・・そもそも,この名目賃金指数の列にある「30」っていうの,指数じゃなくて「実数」だぞ。
この時点から既に間違えている。
再掲すると,実質賃金指数=名目賃金指数÷消費者物価指数×100
再度言うが,ここでいう指数というのは,「ある時点の基準数値を100とした数字」のこと。
しかし,この30というのは明白にただの30万円を意味している。つまり,指数ではなく実数である。
で,思い出してみよう。上念氏の脳内では実質賃金の計算式は「名目賃金÷物価上昇率」ということになっている。
そして・・・彼は,実数を物価上昇率で割るというとんでもないことをしている。
その結果,実質賃金指数と彼が勘違いしているものの数字は「6000」になるのだ。
(「1年目」の行。最後に100をかける,という点だけ合ってる。)
本当にびっくりした。
日頃から統計分析していればこんな間違いは絶対にしない。
6000なんていう桁違いの数字になってる時点で気付くだろ普通。
反論
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