18/12/03 12:07:22.54 pMblBRboM.net BE:136561979-2BP(1000)
URLリンク(img.5ch.net)
右派でも左派でもないことの限界―イエローベストに揺れるフランス
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
「右派でも左派でもない」と強調し、政治への信頼を回復すると叫んで2017年に就任したマクロン大統領は、
3週間続けてパリで発生した数十万人規模のデモとその暴徒化によって窮地に立たされている。
この背景にはビジネス志向の急速な経済改革への不満があり、これは結果的に右派と左派の連携を生んでいる。
デモ参加者には2017年選挙でマクロン氏に対抗した右派の支持者が目立つが、
一方で左派系の労働組合関係者も少なくなく、極右政党から極左政党に至るまで幅広い野党もこのデモを公式に支持している。
さらに参加者の多くは地方在住者で、このデモには「都市に対する地方の反乱」としての顔もある。
そのうえ、実業家出身のマクロン氏のいかにもビジネスエリートらしい言動が目立ったことも、広く反感を招いた。
例えば、「駅は面白いところだ」といい、その理由として「成功した者と何でもない者に会えるから」
(前者は彼自身のようなビジネスエリートを指し、後者はほとんどの一般の人を指すとみてよいだろう)。
また、就職活動に苦労している若者に対しては、「どこでも働き口はあるはずだ」と言ったうえで
「私なら、あの通りを渡るだけで、きっと君に仕事を見つけてやれる」。
こうした発言は、マクロン氏の経歴からすれば正論かもしれない。
しかし、いかなる意見も各自の立場から出るもので、誰もが認める正論などというものはない。
少なくとも、マクロン氏のこれらの発言が多くの人に「強者の論理」と映っても不思議ではなく、これが党派や立場を超えたイエローベストを生む原動力になったといえる。
(一部抜粋)