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スマホゲーム依存症の息子がハマった「抜け出せない悪循環」
レポートを書くのもゲームをやりながら
大学生になると同時にスマホゲームにのめりこみ、ゴールデンウィークを過ぎた頃から遅刻するようになった息子。
その後の経過は、ゲーム依存症の子どもたちに典型的なパターンをたどっていった。
専門病院の「家族の会」で話を聞いても、その過程や症状には共通点が本当に多い。
息子の場合はもう大学生だから、遅刻しようと欠席しようと本人の責任だ。
そう考えてはいたものの、朝起きる時間になっても起きてこなければ声ぐらいはかける。
息子も朝は苦手なことを自覚していて、特に出欠をとる科目の日は起きてこなかったら声をかけてくれと言っていた。
それでも息子は遅刻と欠席を繰り返すようになった。たとえばこんなふうに。
「そろそろ起きる時間だよ」
朝7時を過ぎても起きる気配がなかったので、私は息子の部屋を開けて声をかけた。
だが、息子はぴくりとも動かずに熟睡している。どれだけ遅くまでゲームをしていたのだろうか。
「今起きないと遅刻するんじゃない?」
何度か声を掛けてもカーテンを開けて明るくしても息子は起きなかった。
仕方なく放置し、ようやく起きてきたのは10時を過ぎた頃だった。
「あ、そうだ。レポートを書かなきゃ」
ある日のこと、珍しく息子が急に言い出してパソコンを立ち上げた。
翌日が締め切りだという。大学に入ってからは本も読まなくなってしまったし、テレビも見なくなっていた。
家で息子が勉強らしいことをやるのを見るのは初めてだった。
ところが、キーボードの手前にスマホを置いてゲームをやりながら書いているので一向に進まない。
最初はゲームの合間に何行か書いていたようだが、そんな状況でまとまった文章が書けるわけがない。
結局わずか15分ほどでイライラして止めてしまった。
「締め切りが明日なら、今日中に書かないと間に合わないんじゃない」
「大丈夫」
「そんなこと言ったって、レポート出さなかったら単位は取れないでしょう。ちゃんとやってよ」
「大丈夫だよ。なんとかなるから」
ふて腐れたようにそう言って、またゲームをやりに部屋に戻ってしまった。
その夜は9時くらいになって、息子はオンラインでゲーム仲間とチャットを始め、ゲームは深夜まで続いた。
無論、レポートは手つかずのままだった。
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