18/10/29 21:59:56.07 vChiv1ujaNIKU●.net BE:399259198-2BP(2000)
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「悪魔払いーっ」異形の鬼、家々巡り災厄払う 秩父・浦山の伝統行事、子どもら泣かせながら練り歩く
異形の鬼たちが山里の家々を巡って災厄を払う民俗行事「悪魔払い」が２８日、秩父市浦山で２年ぶりに行われた。
「浦山の獅子舞」（県指定無形民俗文化財）で知られる大日堂の縁日の最後を締めくくる伝統行事で、昨年は雨で中止だった。
なまはげに似た行事で、県内では極めて珍しい。鬼は子どもを泣かせながら、山里の集落を練り歩いた。
４人の鬼役は新井萌未（もえみ）さん（１７）、浅見美智雄さん（３０）、正田浩貴さん（３３）、浅見哲央さん（５０）、大将格の「将鬼（しょうき）大明神」役は中山賢次郎さん（７６）が務めた。
体には境内に張られていたしめ縄やしめ飾りを身にまとい、顔は赤や白、黒色などで塗りたくり、異形の鬼を描き出している。
笛や太鼓、花笠、獅子、鬼の行列が大日堂を出発。祈願を頼んだ４軒の家を次々と訪問した。
獅子が家に入った後、鬼が竹をたたいて、「悪魔払いーっ」と大声を張り上げながら、部屋の中央に集まった住人の周囲を回った。
最後にアシビの木を持った将鬼大明神が登場し、家内安全や無病息災などの言葉を唱えた。
小学６年生から浦山の獅子舞を始め、女性として史上初の鬼役を務めた高校２年生の新井さんは「楽しかった。貴重な経験ができて良かった」と話していた。
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