18/10/26 13:30:28.39 JyRzqtM20●.net BE:367148405-2BP(2000)
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中国を訪れている安倍総理大臣は、李克強首相との首脳会談のあと、そろって記者発表に臨みました。
安倍首相「競争から協調へ」
冒頭、安倍総理大臣は「李克強首相と大変率直で有意義な会談を行うことができた。
『競争から協調へ』、日中両国の関係は新たな段階に移りつつある。李克強首相とともに両国関係を大きく前進させていきたい」と述べました。
そのうえで、「第三国の市場における日中協力を促進するため、新しい枠組みが誕生した。1000人を超える両国の経済人が集い、数々の協力文書に合意することがその証だ。
国際スタンダードのうえに、ビジネス、金融、イノベーション、知的財産など、さまざまな分野で両国の協力関係を深化させていく」と述べました。
「脅威でなくパートナー」
また、安倍総理大臣は「私たちは隣国どうしだ。互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならない。この明確な原則を首脳会談で李克強首相と確認した」と述べました。
そして、「こうした原則を具体的な行動へと移していく。
東シナ海における海難事故に協力して対処することや、李克強首相が日本を訪れた際に立ち上げた『海空連絡メカニズム』についてホットラインの早期開設に取り組むなど、平和、協力、友好の海の実現に向け前進していくことで一致した」と述べました。
「食品輸入規制の緩和を歓迎」
さらに、安倍総理大臣は「東日本大震災の発生以来続いてきた日本産食品に対する輸入規制について、
中国側から『科学的な評価に基づき緩和することを積極的に考える』と表明があったことを歓迎する。
中国の皆さんに日本が誇るおいしい農産物をもっと堪能していただきたい」と述べました。
「原則確認は大変意義ある」
安倍総理大臣は「日中平和友好条約締結40周年の大きな節目の年に中国を公式訪問し、新しい時代の日中協力の道しるべともいうべき諸原則を確認できたことは大変意義があった。
こうした原則のうえに、国際社会の平和と繁栄にともに、建設的な役割を果たしていくことで完全に一致した」と述べました。
「北朝鮮の非核化に緊密連携」
安倍総理大臣は「日中両国の共通の目標である朝鮮半島の非核化にも引き続き緊密に連携して取り組むことでも一致した。
国際社会と手を携えて、北朝鮮の拉致・核・ミサイルの問題を解決し、不幸な過去を清算して北朝鮮との国交を正常化する決意だ」と述べました。
「習主席の訪日で友好の流れに弾みを」
安倍総理大臣は「次は習近平国家主席を日本に迎えて、日中友好の流れにさらに弾みをつけたい」と述べました。
また、「来年を日中青少年交流推進年とすることで合意した。中国の学生などに対する一層のビザ緩和も決定した。
2020年には東京で、2022年には北京でオリンピックとパラリンピックが開かれる。
この絶好のチャンスを生かし、両国民の交流をさらに拡大し、新しい時代の日中の絆を一層、強いものにしていきたい」と述べました。
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