中国人を「品行方正」に変えた"信用格付けシステム"の恐怖 [524519733]at POVERTY
中国人を「品行方正」に変えた"信用格付けシステム"の恐怖 [524519733] - 暇つぶし2ch1:番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です
18/10/18 17:20:18.62 9NWBLfwV0.net BE:524519733-2BP(1000)
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中国人が急激に「品行方正」に変わりつつある。人々を変えたのは「信用格付けシステム」だ。
この仕組みでは、個人が職歴や支払い実績、交友関係などから、350点から950点の「信用度」でランク付けされる。
得点が低い人は、金融、不動産、医療などさまざまなサービスで「後回し」にされるため、みんな必死でマナーを守るようになった。
しかし、これでいいのだろうか―。
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個人の信用度を「350点から950点」で得点化する
芝麻信用は、第三者決済と電子マネー「支付宝(アリペイ)」の運営が主たる業務で、「与信管理サービス」はそうした業務に付随するサービスの一つだ。
芝麻信用では、「与信管理サービス」を“信用生活”と呼ぶ。
信用生活では、アリババ・グループが運営するECプラットフォームを通じて収集されたパーソナルデータや金融貸出情報などを基に、予測アルゴリズムが次の5つの要素を評価し、個人の信用度(芝麻分)を350点から950点の範囲で得点化する。
(1)年齢や学歴や職業などの属性
(2)支払いの能力
(3)クレジットカードの返済履歴をふくむ信用履歴
(4)SNSなどでの交流関係
(5)趣味嗜好や生活での行動
つまり、学歴や職業ステータスが高く、また収入や預金額が高いほか、支払いを滞りなく行っており、友人関係も充実しバランスの良い生活を送っているほど、
信用生活の予測アルゴリズムは、その人物の信用度を高く評価するわけだ。
そして、信用度が高いほど、ユーザーはより良いサービスを受けることができる。それこそが“信用生活”と呼ばれるサービスだ。

信用度が高ければ、さまざまな「前金」が不要になる
中国では、車のレンタルや不動産の賃貸、手術などの高額な治療、図書館の本の貸し出しといった公共サービスに至るまで、
サービスの大半にはデポジット(いわゆる前金)が必要だ。それだけ中国では、他国では成立するような信用をベースにした取引が困難なのだ。
しかし、信用度の得点が高いと、そうしたデポジットが免除される。さらに病院での受診、海外渡航のためのビザの取得、金融商品の金利などでも優遇が受けられる。信用度が高いほど、生活の利便性が向上するのだ。
人々が自分の能力やキャリアを高めることで、あるいは社会的なルールをきちんと守ることで生活の利便性が向上するなら、
個人にとっても、社会にとっても好ましいことのように思う。ところが、この仕組みには深刻な問題もある。
このままだと「低得点者」との交友を望む人はいなくなる
例えば、故意でなくとも過失の累積により得点を失うと、生活の利便性は大きく後退してしまう。
信用度の「見える化」は、低得点者にとっては、サービスを受ける順番が後回しにされ続けたり、最悪の場合、サービスそのものの利用が断られたりすることにつながる可能性があるのだ。
たとえば中国では、入院によって公共料金の支払いに行けず、支払期限を一時的に超過した人が救済を訴えている。
このようなやむを得ない理由があっても、信用度は下がってしまうのだ。
さらに当人とはまったく関係のない事由でも信用度が下がってしまうことがある。信用生活では、信用度の評価の項目に交友関係が含まれている。
このため低得点者との交友が低評価につながるとわかれば、低得点者との交友を望む人はいなくなるだろう。
そうなれば、低得点者は、名誉挽回のチャンスも得られないまま、社会的に排除される恐れがある。
また、中国に進出する外資系の大手企業も、求人に当たって就職を希望する人たちの信用度を重視する姿勢を見せているし、
恋愛や結婚においても、パートナーとなる人物の信用度が重視されはじめているというから、
中国では、信用度が何点であるかは、生活の利便性のみならず、人生そのものを左右する一大事になりつつあると言える。
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予測アルゴリズム対策として、積極的に「品行方正」に
要するに、中国では、信用度の向上や維持がすでに死活問題になっているのだ。実際、中国では信用度を上げるための攻略法がSNS上で盛んに情報交換されている。
それによれば、支払期日の厳守は言うに及ばず、SNS上の交友関係を広げることや、本人の信条や価値観に関わりなく積極的に寄付を行うことなど、
さまざまな試行錯誤が試みられており、得点を得るための対策に必死な様子がうかがえる。
人々が生活の利便性や豊かな人生を求めて、つまり予測アルゴリズムへの対策として、積極的に「品行方正」になろうというのだから、
人びとの規範意識を高めることに苦労してきた統治者にとって、これほど都合の良いことはないだろう。


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