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小川氏「性には、生物学的にXXの雌かXYの雄しかない」
小川氏は「政治は『生きづらさ』という主観を救えない」というタイトルで、「性的嗜好(編集部注:本文ママ)についてあからさまに語るのは、
端的に言って人迷惑である」、「極端な希少種を除けば、性には、生物学的にXXの雌かXYの雄しかない」などと主張した。
論の後半では、「LGBTの生き難さは後ろめたさ以上のものだというなら、SMAGの人達もまた生きづらかろう」と、自身の造語であるSMAG(サドとマゾとお尻フェチと痴漢)を例に出し、
「ふざけるなという奴がいたら許さない。LGBTも私のような伝統保守主義者から言わせれば充分ふざけた概念だからである(中略)
彼ら(編集部注:痴漢症候群)の触る権利を社会は保障すべきではないのか。触られる女のショックを思えというか。
それならLGBT様が論壇の大通りを歩いている風景は私には死ぬほどショックだ、精神的苦痛の巨額の賠償金を払ってから口を利いてくれと言っておく」
とも書き綴っている。
なお、本文中ではLGBTなどの性的マイノリティを性的「嗜好」と書いているが、これが意図的なのか誤植なのかはわからない。
「酷すぎて何を言っていいのか途方に暮れるレベル」掲載内容に疑問相次ぐ
ネットでは、今回の特別企画について新潮社の意図を汲みかねる人も多い。
「出版社としてのスタンスに疑問を感じる」「新潮45チラッと読んだけど、さすがに酷すぎて何を言っていいのかも途方に暮れるレベル」など、
否定的な感想は少なくない。
特に小川氏の文章について、一般社団法人fairの代表理事で、自身もゲイの松岡宗嗣さんは
ツイッターで「酷すぎる」と苦言を呈していた。
他にも「小川榮太郎さんの文章、このあとめちゃくちゃ炎上すると思います」など、不快感を示す読者が散見された。
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