18/09/09 22:06:11.03 TOV4Xwn/0●.net BE:898785205-2BP(2000)
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保守系団体は「安倍首相とご飯を食べた」という自慢に終始している。本当の保守とはなにか。政治学者・藤井達夫氏と近現代史研究者・辻田真佐憲氏の対談をお届けしよう―。
【辻田】福田恆存が、保守とは「横町のそば屋を守ること」といっていますよね。保守は主義じゃなくて態度だと。
パソコンに向かって保守を熱く語っている人間が、隣家の人間としゃべったことのない状態はおかしい。コミュニティーの重視については右派左派ともに注目されていますが、
手と足が届くコミュニティーに参加し、記号とのバランスを取ることが重要だと思います。
保守系の団体で講演したこともあるのですが、そこで「神話の話や安倍首相とご飯食べた自慢には飽きている」といわれました。
そういう団体でも今の状況に不満を持っている人がいて、実は新しい言説を求めている。地道に投げかけていると必ず届くものだと思っています。」
■現実から遊離した言葉が独り歩きしている
【藤井】「安全装置」というのは、一種の道徳や倫理なのでしょうか。今の安倍政権ではモラルの崩壊が起きていますよね。それにネットのヘイトスピーチ言葉が飛び交っています。
道徳主義的なことはいいたくないですが、最低限のエチカ(編集部注:倫理学)は必要なのかもしれません。
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