18/08/16 17:24:35.00 cAEhEeRv0.net BE:719884676-2BP(1000)
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「行政を公平につかさどる。これは首相として当たり前の責務だ」
耳を疑うが、これは安倍首相の言葉だ。12日に地元の山口・下関市で講演を行った際、
自身の政治姿勢について、こう話した。9月の自民党総裁選に立候補表明した石破元幹事長が掲げる「正直・公正な政治」をさっそくパクリ始めたのだ。
安倍首相が争点潰しの抱きつき作戦に出るのは初めてではない。昨年の解散・総選挙でも、
当時の民進党が主張していた教育無償化や税の配分を社会保障に傾斜する方針を“いいとこ取り”して、選挙の争点を潰しにかかった。
今回も、石破氏が10日の出馬会見で「正直で公正、丁寧で謙虚な政治」を訴え、
「嘘つきでえこひいき」と批判される安倍政治との対比を鮮明にした途端、「公平な行政」とか言い出した。
まるで脱税の常習犯が国民に納税義務を訴えるようなものだが、総裁選の論点から「歪んだ行政」を外すため、なりふり構わずパクリにかかる。
安倍首相がいまだに正式な出馬宣言をしていないのも、石破氏との政策論争の機会を極力つくらないためだ。
ギリギリに出馬宣言して、たいした論戦もないまま勝ち逃げし、総裁選で改憲スケジュールを既成事実化する。
総裁選は国民への改憲PRの場くらいに考えているのではないか。
「すでに選対本部もできているのに、安倍首相が正式に立候補を表明しないまま票固めに走っている姿は、やはり姑息に感じます。
この国のトップリーダーを決める選挙なのだから、お互い堂々と論争をして欲しい。それが総裁の正当性を担保することにもなるはずです。
議論から逃げ、数の力でごまかして、『勝ったから私が正しい』という態度で好き放題やるのは、
安倍首相のいつものパターンですが、そんな茶番の総裁選を見せられたら、自民党は国民から愛想を尽かされ、そのうち世界からも相手にされなくなりますよ」