18/07/19 13:58:15.10 hCyqhEEW0.net BE:308223134-2BP(1000)
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企業のブランドコンサルティングを行う株式会社リスキーブランドが7月18日、
2008年から継続実施する生活意識調査の結果を分析した
「この10年の社会的価値観の動向」について発表しました。
■ 冷笑主義の傾向が高まる
この10年間で、日本人の価値観はどう変化したのでしょうか。
この分析では、日本人(15~64歳:男女)の価値観を“主成分分析”という統計
を使って視覚化することを目的に行われました。
◆この10年の社会的価値観の変化(2008~2018)
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株式会社リスキーブランド/マインドボイス調査
日本人の重心点は、2008年からリーマンショックの翌年の2009年に、
一旦左上に動いたものの、それ以降は一貫して右下に移動しています。
この結果から、この10年の日本の社会的価値観は、言わば「冷笑主義
(シニシズム)」が高まっていると読み取れるといいます。
冷笑主義について、同社は本来の意味とはやや異なるとしたうえで
「社会や権威には冷めた目線で接し、先のことを深く考えるよりも、
今の状態を楽しもうとする価値観」と位置付けています。
■ 冷笑主義の7つのポイント
今回のデータを分析すると、冷笑主義には次の7つのポイントが含まれること
が分かるそうです。
【2008~2018年の価値観の変化】
1. 他人への無関心:3割強(12ポイント)増加
2. 信頼関係の希薄化:13%(4ポイント)増加
3. 感動の希薄化:17%(10ポイント)減少
4. リスクは取らない:24%(9ポイント)減少
5. 今さえ楽しければそれで構わない:4割強(8ポイント)上昇
6. 贅沢の日常化:約3割(5ポイント)上昇
7. 冷めた目線:2割(5ポイント)上昇
同社は、冷笑主義は日常生活に困らない程度に、経済的に恵まれた環境に
あって初めて生まれる価値観と考えられるとしています。
今一度、自分が求める豊かさや将来について、悲観にも楽観にも偏らずに
じっくり考えてみたいものです。