18/07/14 19:03:49.89 bArE8oOj0.net BE:809488867-2BP(1000)
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一般論として「教育」という分野は、具体的な成果が出るまで十年単位の時間を要するため、選挙のために短期的な成果を求める政治家にとっては「魅力的」とは言えない分野です。
そのため、一部の教育に熱心な族議員を除いて、多くの有力政治家にとって残念ながら「優先順位が低い」領域になっていることが考えられます。
そして「教育」という分野は、前述のように施策の実施→効果測定に長時間を要するなどの困難があるため、科学的な根拠ではなく、経験者の実体験や思想が色濃く政策に反映されてきました。
「教育」という、ある種の科学ではなく曖昧模糊として領域では誰しもが一家言を持っており、声の大きい「大御所」と言われるような人の意見が通りがちです。
以上のような背景が組み合わされますと、
性教育に思い入れのある一部の議員が、自己体験に基づいた経験から熱心に取り込む
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周囲の政治家は、あまり関心がないのでその熱意に流される(例:山谷議員に対する小泉氏、安倍氏など)
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それが政治行政の「メインストリーム」となってしまう
こうした流れが、これまでの日本の性教育行政を形作ってきたことが推察されます。
しかしながら「性教育」の効果に科学的なエビデンスがなかったのは過去の話であり、今や数々の研究で「早期の性教育は性交を遅らせるなど、適切な効果を発揮している」ことが裏付けられています。
なんでもかんでも世界の潮流に合わせればよいというわけではありませんが、個人の思い入れや熱意ではなく、こうしたエビデンスに基づく政策決定は尊重されるべきでしょう。
今日の勉強会には都議会議員を始め多くの議員たちが参加しておりましたが、ほとんどは女性議員で、男性議員もいわゆる「若手」と言われる層が中心。
こうした性教育の実態を届けたいベテラン議員たちにはなかなかリーチしないことには歯がゆさを覚えつつ、心ある議員の仲間たちと連携しながら、東京都で適切な性教育が実施されることを求めていきたいと思います。
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