18/05/30 09:36:10.65 tIKmzxDJ0.net BE:452836546-PLT(15072)
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若者敬遠、ゴルフ場の倒産急増 預託金の償還に対応できず廃業のケースも
全国でゴルフ場の倒産が急増している。今年4月時点で既に13件に上り、リーマン・ショックがあった2008年を上回るペースだ。
背景には若者のゴルフ離れによる利用者数の低迷があるほか、施設整備などのため会員がゴルフ場に預けた「預託金」の償還に対応できず
廃業を選ぶケースも多い。東京五輪の競技に採用されるなど追い風もあるだけに、業界は若年層のファン獲得に改めて力を入れている。
(中略)
帝国データバンクの調査によると今年のゴルフ場倒産件数は昨年1年間の12件を既に上回っており、このペースで増加すれば倒産が高水準で
推移した08年の28件を超える可能性がある。
同社が経営状況を把握できた全国のゴルフ場約950社のうち、17年は37.1%の353社が減収。
日本ゴルフ場経営者協会がまとめた17年のゴルフ場利用者数は延べ8655万6000人(速報値)にとどまり、
ピークだった1992年度(1億232万5000人)の8割強まで落ち込んだ。
ゴルフ人口が減退した最大の要因は、若年層に裾野が広がらなかったことによる愛好家の高齢化だ。
初心者用でも道具一式そろえれば5万円前後はかかる上、プレー費用も他のスポーツに比べ高額。
道具を積んで郊外のゴルフ場に向かうのに欠かせないクルマを持たない若者も多い。
同協会は「利用者の5人に1人は65歳以上。このままでは先細りだ」と危機感を募らせる。
業界では若者や女性のファンを増やそうと、大学と連携し授業の一環でラウンドに招くなど接点を増やす取り組みや、高額なプレー費用を抑えるため
「学割」を導入したところもある。ゴルフ場経営者協会は「健康経営」に力を入れる企業と提携し、
若手従業員の健康増進のためゴルフを役立てられないかと検討中だ。
だが、帝国データバンク担当者は「リオデジャネイロ五輪でもゴルフ競技は採用されたが人気回復には至らなかった。東京五輪の効果も限定的だろう」と
悲観的な見方を示している。
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