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ヒキガエル生息急減 岐阜市、イノシシ食害など影響
ガマガエルの俗称で知られる「アズマヒキガエル」の生息域が、岐阜市で急速に減少している。
同市版レッドリストは、将来の絶滅が心配される「準絶滅危惧」に分類。保護のため、
市は20日までに、同市梅林南町の梅林公園の池に仕切り網を設置した。
アズマヒキガエルは体長4~16センチで、「クックック」と鳴く。
東日本に広く分布していたが、開発に伴い平野部で急減。市内でも金華山周辺などに限られるが、
イノシシの食害で姿を消しつつある。
梅林公園では、岐阜高の高木雅紀教諭(52)が一昨年、
成体3匹分の卵塊を持ち帰ってふ化させるなど保護に取り組み始めた。
今春には15匹が姿を見せるまでに個体数が回復し、
採取した卵から、2~3万匹分のオタマジャクシを池に戻すことに成功。
「(同所の)絶滅ぎりぎりのタイミングだった」(高木教諭)という。
ただ、コイに食べられる恐れがあるため、幼体が上陸する5月末まで網を張ってすみ分けることにした。
設置を手伝った岐阜大地域科学部の向井貴彦准教授(保全生態学)は
「身近なところに貴重な野生の生き物が残っていることを知ってほしい」と話している。
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