18/03/27 17:31:11.45 MmgClk2k0.net BE:975739697-2BP(1000)
URLリンク(img.2ch.net)
2016年11月(2017年5月に改訂)、コンピューターによる画像認識と機械学習を通じて、
犯罪者と非犯罪者との顔の分別に89%の精度で成功したという研究が発表されました。
以下の画像1の顔の中から、犯罪者を推測してみて下さい。
URLリンク(hbol.jp)
研究の結果、犯罪者の顔の特徴とは、「口が小さく、上唇が曲がり、両目の間隔が狭い顔」ということがわかりました
(なお本研究は中国人の方のみを対象に実験が行われたため、本研究から見出された犯罪者顔の特徴が他の民族に当てはまるかどうかについては何も言えません)。
画像1の画像からわかりますでしょうか。上段のa群が犯罪者です。下段b群が非犯罪者です。もう少し詳しく説明します。
URLリンク(hbol.jp)
顔の特徴として、犯罪者は非犯罪者と比べて鼻の先と唇の両端を結ぶ角度(θ)が平均19.6%小さく、上唇の曲率(ρ)が平均23.4%大きい。
また、左右の目頭の間隔(d)は犯罪者が5.6%狭かったということがわかりました。
さらに興味深い点があります。犯罪者は人口に占める割合が低いにも関わらず、
犯罪者の顔の特徴は非犯罪者のそれに比べてバラエティーに富んでいる、ということもわかりました。
次の画像2はいかがでしょうか。犯罪者の顔のサブタイプはどれでしょうか?
URLリンク(hbol.jp)
正解は、abcdが犯罪者の顔のサブタイプで、efgが非犯罪者の顔のサブタイプです。犯罪者の顔の方が相対的にバリュエーションが多いということです。
ただこの研究結果を解釈するには注意が必要です。最も注意が必要だと思われる点は、
犯罪者顔と犯罪者には関係はあるものの両者の因果関係はわからない、ということです。
簡潔に言えば、犯罪者顔の者が罪を犯すのか、あるいは、罪を犯した者が犯罪者顔になるのか、
どちらの方向に時系列が向かっているのかはわからないのです。
例えば前者の「犯罪者顔の者が罪を犯す」場合、「犯罪」衝動を引き起こす遺伝的な「何か(例:暴力性や粗暴さ)」があり、それが相貌を形作る上で何らかの影響を及ぼしているのかも知れません。
「犯罪者顔は非犯罪者顔に比べてバリエーションがある」
という本研究の結果から、犯罪者顔は普通の平均的な相貌から乖離しており、それがその顔の持ち主に一般生活を順調に送らせることを困難にしているのかも知れません。
その結果が犯罪ということなのかも知れません。
URLリンク(hbol.jp)