18/03/06 07:17:34.12 0Q7zuVyI0.net BE:628229873-2BP(1000)
URLリンク(img.5ch.net)
九電安全神話?冊子波紋 玄海事故汚染、福島の「2000分の1」 住民に配布、知事ら苦言 原発再稼働下旬にも
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
九州電力が3月下旬に予定する玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の再稼働に先立ち、地元住民らに配布したリーフレットに「万が一の事故の際も、放射性物質の放出量は、福島事故時の約2000分の1と確認された」などの記述があることに対し疑問の声が上がっている。
5日、県議会の一般質問で見解を問われた佐賀県の山口祥義知事は「安全神話につながる」と苦言を呈した。原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員長も「ゼロリスクと同じ。到底申し上げていいことではない」と指摘している。
リーフレットはA3判二つ折りのカラー計4ページ。「玄海原子力発電所の安全性がさらに向上した」との表題で、事故の際の放射性物質の放出量について「『4・5テラベクレル(1基あたり)』になることが、原子力規制委員会で確認された」と太字で表記。
数値の前提として「新たに設置した設備や対策により、(原子炉)格納容器は破損しない」などとしている。
更田委員長は2月11日、同県唐津市であった関係自治体と九電関係者を交えた意見交換会で「これ以上の規模の事故はない、というのはゼロリスクと同じ。私たちが到底申し上げていいことではない」と指摘。
山口知事は5日、県議会で「安全神話につながる。決して福島事故以前のような姿勢に戻ることがないよう(九電に)しっかりと認識を持ってもらう」、県の担当部長も「(安全神話の)疑念を抱かせるようなものにならないよう申し入れたい」と述べた。
九電は「安全神話との疑念を招くことは本意ではない。地域の皆さまに安全対策などにご理解いただき、安心していただくことが何より重要と考え、引き続き丁寧なコミュニケーションに努める」としている。
九電によると、リーフレットは昨年1月、規制委の原子炉設置変更許可を受け作成。同2月以降、玄海町と唐津市の一部(鎮西、肥前、呼子3町)の約7500戸と3県の区長約3千人を対象に戸別配布している。