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今後の対応について
2月2日よりメンバー5人がピョンチャンに入り、前述の3回目のレギュレーションチェックでの指摘への対応のため会場で待機、
ジャマイカ本国のジャマイカ連盟幹部に協力を呼びかけました。しかし承認を得られず、
現場でジャマイカチームのスタッフを待っていました。現れたジャマイカチームのスタッフが「我々のソリではない」と発言し、協力を拒否しました。
このため10号機を引き取り会場外の協力してくれている工場で整備作業をしました。
並行してジャマイカ連盟にはたらきかけ、
2月5日早朝より協議するものの下町ボブスレーを使うための承認を得られず一昨日の記者会見に踏み切ることになりました。
オリンピックの会場や保管所はセキュリティが厳しく承認を得られないと会場に入れません。
クリス・ストークス会長は1月20日に「五輪は下町で」と両国大使館に表明しています。
下町ボブスレーに直接書面で連絡がないのでそれを求めてきました。話が二転三転する中、
様々な理由をつけて下町ボブスレー10号機を五輪では使わないということを前提にしている状況が続いています。
協力して進めてきた2年間を思い出し五輪当日まで最後はソリを使ってくれることを信じています。
今後については契約書の規定に基づき弁護士と相談しながら手続きを進めます。
ジャマイカ連盟およびジャマイカ選手とはこの2年間、共に協力して夢を追いかけてきました。
その人々に損害賠償を求めることは我々にとっても苦痛です。
しかし下町ボブスレーを支援いただいた多くの製作協力工場やスポンサーなどたくさんの方々に対し、
下町ボブスレーの正当性を示す責任があります。
また、明確な契約書があり努力して良いソリを作っても採用されない、との悲劇がボブスレー界で繰り返されないためにも、
本当に五輪で下町ボブスレーを使っていただけないなら、損害賠償請求は必要と考えています。
2018年2月7日
下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会
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