17/12/21 13:52:04.19 zCToNWVUa.net BE:479913954-2BP(1931)
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日銀 大規模な金融緩和策を維持
日銀は、21日まで開いた金融政策決定会合で、2%の物価上昇率の実現に向けてマイナス金利政策を含む、今の大規模な金融緩和策を維持することを決めました。
日銀は、21日までの2日間、金融政策決定会合を開き、国内外の景気や物価の動向などについて議論しました。
その結果、2%の物価上昇率の実現に向けて「短期金利」と「長期金利」に誘導目標を設けた、今の大規模な金融緩和策を維持することを賛成多数で決めました。
このうち、短期金利は、去年、導入したマイナス金利政策を維持し、日銀が金融機関から預かる当座預金の一部に適用する金利をマイナス0.1%で据え置きます。
また、長期金利は、償還までの期間が10年の国債の利回りが0%程度で推移するよう、国債の残高が年間でおよそ80兆円増えるペースをめどに買い入れます。
景気の現状については、「緩やかに拡大している」という判断を据え置きました。
日銀は、大規模な金融緩和を続けて市場に大量の資金を供給し、物価を押し上げようとしていますが、消費者物価指数の上昇率は直近で0.8%にとどまり、目標とする2%にはほど遠いままです。
こうした中、金融緩和がもたらす低金利が金融機関の利ざやを縮小させて収益を悪化させる事態が地方銀行などで深刻になってきており、日銀は緩和の副作用に目配りしつつ、2%の物価目標の実現を目指すという難しいかじ取りを余儀なくされています。
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