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北朝鮮 軍需工業大会で核・ミサイル開発の進展を誇示
12月12日 20時11分北朝鮮情勢
北朝鮮の国営メディアは、キム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党委員長の出席のもと、軍需工業分野の大会が開かれたことを伝え、核・ミサイル開発の進展ぶりを誇示し、「国家核武力をさらに強化しなけれ
ばならない」として、開発を一段と押し進める姿勢を鮮明にしています。
北朝鮮の国営テレビは、ピョンヤンで１１日、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の出席のもと、核・ミサイル開発をはじめとする軍需工業分野の大会が開かれたと伝え、１２日、大会の映像を放送しました。
大会では、テ・ジョンス副委員長が演説し、去年以降の３回にわたる核実験と、ＩＣＢＭ＝大陸間弾道ミサイル級の「火星１５型」をはじめとする一連
の弾道ミサイル開発に言及し、「わが国を水爆とＩＣＢＭを保有した世界的な軍事大国に変えたキム委員長の業績は、末永く輝く」とたたえました。
そのうえで「こんにちの大成功をより大きな勝利とするために、国家核武力を質、量ともにさらに強化しなければならない」と述べ、核・ミサイル開発を一段と押し進める姿勢を鮮明にしています。
北朝鮮は、先月の「火星１５型」の発射を受けて、国を挙げて各地で祝賀行事を開催していて、建国７０年を来年に控え、核・ミサイル開発の進展ぶりをキム委員長の業績としてたたえ、一層の権威づけを図っています。
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