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客から預かったイタリアの高級車メーカー「ランボルギーニ」のスポーツカーを無断で売却したなどとして、
警視庁丸の内署が30代~40代の自動車修理業の男ら2人を
業務上横領の疑いで逮捕していたことが28日、関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、男らは修理のために預かったランボルギーニ社製スポーツカーを
知人に無断で売却し、不当に利益を得ていた疑いがある。
転売された車は平成27年ごろ、
男性が信販会社とローン契約を結んでカーディーラーから千数百万円で購入していた。
男性は事故で破損した車の修理を男らに依頼。
男らは、預かった車を本来の所有者である信販会社に無断で知人に転売したとされる。
車を信販会社とのローン契約で購入した場合、
ローンが完済されるまで信販会社が「所有者」として登録されるという。
ランボルギーニは1963年にイタリアで創業した高級車メーカー。
70年代のスーパーカーブームを牽引した「カウンタック」など多くの車種が富裕層を中心に人気を集めている。
日本での新車価格は3千万~5千万円程度で、
昨年発表された限定モデルは、2億円超で売り出されてすぐに完売し、話題となった。
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