17/11/25 19:04:06.49 6J/Evy7H0.net BE:385687124-2BP(1000)
ソ連兵の「性接待」を命じられた乙女たちの、70年後の告白
満州・黒川開拓団「乙女の碑」は訴える
2017年8月23日 平井 美帆
URLリンク(gendai.ismedia.jp)
スミさんには、わが娘にも打ち明けられないと思った出来事がある。10数年前、長女と居間でテレビを見ていたときだ。
韓国の慰安婦問題のニュースが流れると、娘はとがめるような口調で言った。「慰安婦、慰安婦って自分から言うとったら、
子どもや孫に迷惑がかかる。自分からよう言うわね」と―。
「あーだから、私は言うたらあかんって思って」
スミさんは押し殺すように声を潜めた。
「言いたいことはもう、皆で言うちゃっとるで。集まったときに」
胸の奥の苦しみは、同じ目に遭った女たちと集まったときにだけ、思う存分吐き出すことができた。帰国後、親分肌
だった文江さんが仲間を誘い、「乙女会」と名づけて、外に連れ出してくれたのだ。
遺族会の集まりで、あの話を持ちだす者はいなかった。ところが少人数になると、彼女たちをからかってくる父親世代
の男もいた。それはこともあろうに、性接待に行かせていた側の団幹部、義夫からのものもあった。