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サムスン電子は、1993年からおよそ24年のあいだ半導体市場で1位を守ってきたインテルの牙城を崩し、今年は市場占有率1位に立った。
21日、市場調査機関のC Insights(ICインサイ)によると、サムスン電子の今年の半導体売上げは656億ドル(約72兆ウォン)で、インテルの610億ドル(約67兆ウォン)を抜いて1位に上がる見通しだ。
サムスン電子は半導体市場シェア(純粋ファウンドリを除く)も15%を記録し、インテル(13.9%)を1.1%ポイントほど上回るだろうと予想された。
「インテルインサイド」で有名なPCのCPUを前面に出して、1993年に半導体市場1位に立った後、長々と24年間を守ってきたインテルの牙城を崩す一大事件が起きたわけだ。
サムスン電子は1993年当時、半導体の売上げはインテルの半分にも満たない31億ドルで、業界7位だった。しかしDRAMとNAND型フラッシュメモリなどのメモリー半導体を前面に出して、
テキサス・インスツルメンツ、東芝、モトローラなどを順番に抜いていき、2006年にはインテルに次いで2位にまで上がった。サムスン電子は昨年までは、インテルよりも売上げが127億ドルほど低い2位にとどまった。
しかし今年の第2四半期からDRAMとNAND型フラッシュメモリの需要の爆発で価格が急騰し、四半期ベースでインテルを超え始めた。第3四半期にはDRAMの営業利益率がなんと62%に達する、驚異的な成果を出すこともした。
今年のサムスン電子の市場シェア15%は、前年(12.1%)よりも何と2.9%ポイントも高くなった。
インテルはPCと中大型コンピュータ市場で絶対強者だったが、スマートフォンとモバイル時代にきちんと対応できず、特段の対策がない限りは徐々に衰退の道を歩むことになるだろうという悲観論が出ている。
サムスン電子とインテルに続き、SKハイニックスも売上げ262億ドル(6.0%)で、今年の半導体市場で第3位を占めると予想される。
サムスン電子が半導体市場1位を守るためには、メモリ市場だけでなく、システムLSIやファウンドリなどの非メモリ市場でシェアを高めることが肝要だ。
また、ブロードコムのクアルコム買収の試みなどの市場再編の雰囲気と、中国の半導体の台頭をはじめとする後発の激しい挑戦を振り切らなければならないという課題も抱えている。
[ファン・ヒョンギュ記者]
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