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大阪府 地毛登録は「人権守るため」「プライバシー侵害」
毎日新聞 2017年11月11日 23時57分(最終更新 11月11日 23時57分)
毎日新聞が大阪府立高校に頭髪指導に関するアンケートを実施したところ、回答した71校の約6割が、
生まれつき髪が茶色い生徒らが地毛の色を届け出る「地毛登録制度」を導入していた。
高校の教育現場では、髪の色を含めた頭髪指導は必要との考え方が一般的だ。
地毛登録制度についても、ある大阪府立高の校長は、地毛が茶色の場合に黒染めを強制しないよう「生徒の人権を守るための制度だ」と導入理由を話す。
「地毛かどうかあらかじめ把握すれば、染色した生徒がウソの説明をできなくなる」と話す教員もおり、
指導・管理を容易にするため、という教員側の事情が色濃い。
一部の東京都立高校でも髪の色が生来のものかどうか「地毛証明書」を提出させている。
これに対し、教育評論家の尾木直樹・法政大特任教授は「生徒の身体的特徴や遺伝に関わる情報を収集するもので、プライバシーの観点で問題がある」と批判し、
「強制的に黒髪にさせても教育上の効果はない」と話している。
黒染めを巡る訴訟で大阪府は事実関係を争う構え。
松井一郎知事は学校側から「生まれついての身体的特徴を変える指導は一切していない」と報告を受けたという。
その上で「(していたら)人権侵害になる。徹底的に調べる」と話した。【遠藤浩二、原田啓之】
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