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安倍首相の「丁寧な説明」いつ?=本格国会なおハードル
学校法人「森友・加計学園」問題で野党が求める本格的な国会審議に、政府が慎重な姿勢を崩していない。
安倍晋三首相は野党の審議要求に応じる考えを自民党幹部に伝えたが、与野党の質疑時間の
配分をめぐって高いハードルを掲げる構えも見せる。
首相が約束した「丁寧な説明」はいまだ果たされていない。
民進党など4党は通常国会閉幕直後の6月22日、森友・加計問題の真相究明のため、
臨時国会召集を要求したが、政府・与党は7月の東京都議選への影響を懸念し拒否。
その後、首相が先月28日の臨時国会召集初日に衆院を解散したため、
十分な会期を設けた国会は開かれていない。
首相は選挙中のテレビ討論で、臨時国会を要求された中での冒頭解散が過去2例あると説明、
「求められれば丁寧に説明する」と述べていた。
だが、首相が指摘した1986年と96年の冒頭解散では、いずれも特別国会後に臨時国会を開き、
所信表明演説と各党代表質問に応じている。
今回のように要求から4カ月余りたっても、与野党論戦の実施を前提とした国会が召集されないのは異例だ。
つづく
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