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<太宰府市>市議会、市長を不信任「資質が欠如」
福岡県太宰府市議会(定数18)は27日、臨時市議会を開き、1期目の芦刈茂市長(68)への不信任決議案を提出し、全会一致で可決した。
これに対し、市長は地方自治法に基づき週明けにも議会を解散する考えを表明した。同法では、新議会で不信任案が再可決されれば市長は失職する。
芦刈市長はその場合、市長選に再立候補するとみられ、12月初めに市議選、年明けに市長選が実施される見通しとなった。
決議は市長について「リーダーとしての資質が欠如し、市政に混乱や停滞を招いている」としている。記名投票で18人全員が賛成した。
一方、市長は不信任案可決後、報道陣の取材に「問われているのは市長だけではなく、市議会も市役所もだ。この判断を市民に問いたい」とし、「週明けに議会に解散を通告する」と語った。
市議会は不信任理由について、2015年4月の市長就任から2年半、公約である中学校の完全給食実施や市長給与の3割削減など実現できなかったうえ、
「何一つ成果を上げられないのを部下のせいにするなど数多くの問題ある言動をし、市の発展を妨げている」としている。
芦刈市長は就任直後から市長給与カット案などで市議会と対立し、市議会が今年の6月定例会で問責決議案を可決した。
9月定例会直前には、議会への説明なく副市長を解任し教育長に退任宣告をしたため議会側が反発。同定例会で、
市長が発案した給食専門委員や行政改革推進委員会設置案などを否決し、新副市長の人事案には同意せず、辞職勧告決議案を可決した。
その後、市議会は私費で市民向けチラシ「議会リポート」、市長は後援会報「新しい街」を発行して、市民に対しそれぞれの主張や説明をする事態となっている。
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