17/10/23 23:56:02.26 JrS6t9w30●.net BE:372989558-2BP(2000)
NHK「ネット同時配信」実現になりふり構わず
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
NHKが、テレビ放送とインターネットの「常時同時配信」になりふり構わず突き進もうとしている。
ネットでの視聴者向けに新しい受信料を創設する考えを示していたが、あっさり撤回し、目標と
している2019年度からの実現を優先した格好だ。
一方で、昨年まではしばしば俎上(そじょう)に載っていた一般の受信料の値下げ議論はすっかり
鳴りを潜め、新規事業をめぐる駆け引きの中で、「国民・視聴者への還元」という視点は見えなく
なっている。
NHKは昨年12月、常時同時配信が実現した場合、既に受信料を払っているテレビ設置済み世帯
には新たに受信料を求めない一方、ネットのみの視聴者には「負担をお願いする」意向を示していた。
NHK会長の諮問機関も今年夏、こうした方針に「妥当性がある」と“お墨付き”を与える答申を
まとめた。NHKは当然、この流れに沿って新受信料の創設方針を打ち出すものとみられていたのだが…。
「視聴者・国民の理解を得ることなどに時間がかかると予想され、一定の期間は費用負担を求めない
といった当面の措置を検討する必要あり」9月20日に総務省で開かれた有識者会議「放送をめぐる
諸課題に関する検討会」。その冒頭で、NHKの坂本忠宣専務理事は、出席者に配布したA4判計
28ページの資料について説明。常時同時配信に伴う新たな受信料について、サービス開始時には
徴収しない考えを表明した。
契約が確認できないネットのみの視聴世帯には画面にメッセージを表示して制限をかけるとした。
■放送法改正へ政治駆け引き激化必至
昨年11月には、NHKの籾井勝人会長(当時)が月額50円の値下げを打ち出したものの、経営
委員会の賛同を得られなかった。NHKの受信料収入は6769億円(2016年度)。既に800億円
近い内部留保をため込む中、“たった50円”の値下げにも慎重な経営委に、抜本的なNHK改革が
できるのかという意見は根強い。