17/10/08 13:04:13.50 D0uHiiLqM.net BE:288779715-2BP(1000)
将来のお金のこと。大切なことだと分かってはいても、考え始めると不安ばかりが大きくなり、つい目を逸らしてしまう。
きちんと向き合っていないから、常に漠然とした不安を感じている。悪循環だと思うのだが、厳しい現実を突きつけられるのが怖いというのが正直なところだ。
そんな不安を抱えながら手に取ったのが『人生100年時代のお金の不安がなくなる話(SB新書)』(竹中平蔵、出口治明/SBクリエイティブ)。
経済学者である竹中平蔵氏と、ライフネット生命創業者の出口治明氏が、将来のお金のことについて、それぞれの意見を述べている。
根拠のない不安を払拭してくれそうな、ポジティブかつ説得力のある内容だ。
■老後のお金の不安
超高齢社会に突入した日本。平均寿命も2016年のデータで女性87.14歳、男性80.98歳と過去最高を記録し、
2065年にはそれぞれ91.35歳、84.95歳になると予測されている(平成29年版高齢社会白書)。
定年が60~65歳だとすると、その後、場合によっては数十年の人生があるということだ。
一体どのくらいのお金があれば足りるのだろうか?
老後の不安について、竹中氏は、老後資金は「自分で貯める」のが基本だと述べる。
人口が減少し働き手は不足するので、働き口が不足するということはなく、元気で働くことがで